先日、4年ぶりに人前で講習会をしてきました。
カレンダーを振り返ると、最後に行ったのは2020年2月とのこと。
この4年間も、zoomを使ったオンラインの講習会はしてきたのですが、ようやくこういうことになったなと。
といっても、今回の講習会も、ずっとやってきた中医学基礎の講座の特別版で、会員外も参加できるオープン講座でした。
今期シリーズの今まで開催された3回のうち、初回「腎の生理と病理」・2回目「心の生理と病理」のダイジェスト的な90分。
ダイジェストって、どこを話して、どこを切るかって非常に難しいんですよね。
推敲しながら配布資料とパワポのプリントを作りまして、何度かブツブツとリハーサルを1人で行い、いざ当日。
10数人の方が来てくださり、アーカイブで100人近くが視聴するようです。
いつもオンラインでも数十人に向けて生で話していたのに、リアルで10数人の前で話す方がよっぽど緊張します。
口が渇きます。
胃が痛くなります。
膝が笑いそうになります。
冒頭に話そうとしたマクラを改めて整理して何とか落ち着かせます。
毎回、患者さんの相談を聞いている時も緊張していますが、人前で話すことは違う緊張なんです。
どちらも慣れませんが、人間、緊張はある程度必要ですからね。
90分話し終わった後の興奮状態と疲労感。
オンラインだと身のやり場がなかなか無いですが、リアルだと懇親会でビールを飲んでクールダウンしながら、受講者と内容や漢方の話をするのもまたいいもんです。
やはり、リアル感はいいですね。